錦糸町・墨田区のAGA・薄毛治療｜乃木坂メディカルAGAクリニック

プロペシアとは 副作用・効能まとめ

プロペシアとは

プロペシアとは、一般名フィナステリドと呼ばれ米国メルク社が開発した世界で初めての1日1回1錠の内服による男性型脱毛症用薬（AGA治療薬）で、現在すでに世界60カ国以上で承認されています。尚、服用には医師による処方箋が必要です。日本では、当時万有製薬株式会社（現：MSD株式会社）が2005年10月11日に製造販売承認を取得し、2005年12月14日より発売開始されました。2021年7月よりMSDの分社化により製造販売元はオルガノン株式会社となっています。このお薬は薬価の無い薬価基準未収載薬であるため、どこの医療機関に行っても健康保険適用外となり治療費は全額自費となります。有効成分は「フィナステリド」、製剤名は「フィナステリド錠」、販売名である「プロペシア」はオルガノン株式会社の所有する商標登録名です。 また、国内では特許も満了を迎え、既に様々な製薬会社から厚労省から承認を得た正規ジェネリックとしてフィナステリド錠も発売開始されています。

ザガーロとの違い

ザガーロとはイギリスに本社を置くグラクソ・スミスクライン株式会社（GSK）が開発した「デュタステリド」を有効成分とする男性型脱毛症（AGA）治療薬です。日本では、2015年9月28日に厚労省から製造販売承認を受け、2016年6月13日に発売開始されました。ザガーロはフィナステリドの後から開発された薬です。プロペシアはα-還元酵素のⅡ型しか阻害しませんがザガーロはⅠ型とⅡ型の両方を阻害することでDHTの抑制効果が高いことが知られています。副作用の発現も高いです。作用の上ではザガーロのほうがプロペシアの上位互換にあたり、薬剤添付文書上でもAGAの治療と記載されています。ザガーロ概ね60%程度効果が高いという治験結果がでております。

プロペシアによる治療経過

添付文書に6か月の連日投与が必要であると記載してあり、最低６か月の服用が効果を実感するには必要です。服用し始めて1-3ヶ月程度すると初期脱毛といって古い毛や発育不良な細い毛や弱い毛が抜けることが３０％でおこります。治療開始後3～6ヵ月後には抜け毛が減少して発毛が始まり、元から生えていた髪の毛にも太さやコシ、ハリが出てきます。プロペシアは増毛よいも抜け毛予防進行遅延が目的です。もし効果が不十分なときは治療の強度が強いデュタステリドへの変更やミノキシジル内服やミノキシジル外用の併用が必要かもしれません。

プロペシアの併用薬

プロペシアで効果が不十分なときはデュタステリドに変更する選択肢とミノキシジルの併用の選択肢があります。 ただし、性欲減退などの副作用増強のリスクもあるため、性欲減退や勃起力低下など性的機能の減退の副作用が気になるときは、ほかの選択肢としてはミノキシジル内服を追加する方法があります。 また副作用が心配で内服自体を増やしたくない人は、副作用がほとんどないメソセラピーやHARGといった内服ではなくて局所注射やミノキシジル外用薬を追加していく方法があります。 メソセラピーのメリットとして副作用が少ないことや、生え際や頭頂部など気になる部位を局所的に増強する効果が高いこと、M字型にも効果が高いこと、男性ホルモンの影響が少ないのに薄毛の症状がある女性のびまん性やクリスマスツリー型FAGAにも効果が高いことがあげられます。年齢やstageによっても必要な治療強度が違いますのでまずは相談が大切です。

ミノキシジルとの違い

ミノキシジルは血管を拡張して血圧を下げる薬ですが、頭皮の血のめぐりを改善することで毛母細胞への栄養、酸素、エネルギーを供給できるお薬です。成長期を延長して成長期に毛量を増やしたり髪を太くコシを良くする髪質改善と発毛を促す効果を発揮するお薬です。 プロペシアはDHTを阻害して異常な脱毛スイッチをOFFにして、抜け毛予防効果が期待しますが、ミノキシジルは頭皮がかたくて栄養がいきわたらず抜け毛が多く髪の量が減った人や髪が細い人に『増毛』する作用があります。 ミノキシジルで増やした毛が抜けないように効果を十分長持ちさせるためにミノキシジルとプロペシア（フィナステリドを併用します）。

プロペシアの薬理作用、効能

AGA(男性型脱毛症)の原因となるDHTは、次のように作られます。 テストステロン　+　5αリダクターゼ　→　DHT(ジヒドロテストステロン) テストステロンは筋肉や骨などを発達させる男性ホルモンです。このテストステロンが5αリダクターゼによって変換され、DHTと呼ばれる男性ホルモンになります。DHTが毛根の受容体に作用すると男性ホルモン受容体と結びつきTGF-βを増やします。DHT　→　男性ホルモン受容体　→　TGF-β　→　FGF-５（毛周期の退行期に脱毛するよう毛包へ指示を出す）へと伝達されます。 成長し続けるはずであった髪の毛は脱毛命令を受け取ると成長期から退行期・休止期にシフトしやがて抜けていきます。プロペシアには5αリダクターゼのはたらきを阻害し、テストステロンからDHTがつくられるのを防ぎ、髪の成長期を守り、脱毛の指示を断ち切り、AGAの症状を改善することができます。結果的に健康な髪が保たれます。 AGAを治療しないでDHTが増え続けると髪の成長期がどんどん短くなり通常2-6年ある成長期が半年から1年に短縮してしまいます。その結果、軟毛化といって十分に発育しない髪が増えてきます。髪の成長サイクルは人生で20～40回程度といわれており、そのサイクルの寿命がくる前に早めの治療が必要です。AGA自体も進行性があるため早い段階でその症状を抑えることが大切です。フィナステリドを3年間服用することにより、98％の方が少なくともAGAの進行が止まったというデータがでています。増毛している人も多く、国内の臨床実験では服用を始めて半年にて48％、1年にて58％、2年にて68％、3年にて78％の人で増毛が報告されています。　

DHT（ジヒドロテストステロン）について

DHTの人体への役割は胎児期と思春期以降で異なります。胎児期には男性胎児の性器の正常化という重要な役割を果たしますが、思春期以降には、AGA、前立腺肥大、体毛増加、ニキビなど男性を悩ませるような症状を引き起こす要因となります。

ヘアサイクルについて

成人男性の毛髪は3～5年周期で以下の「ヘアサイクル」を繰り返します。繰り返すことができるヘアサイクルの数は決められており、最後のサイクルが終了するとその毛根からは髪が生えてきません。

ヘアサイクル【成長期】について

【成長期】：成長期には、細胞分裂が繰り返され髪が活発に成長します。通常、ヘアサイクルの90%程度、2～6年が成長期に費やされますが、AGAを発症するとDHTの働きにより成長期が短くなってしまいます。

ヘアサイクル【退行期】について

【退行期】：退行期では成長期で行われていた細胞分裂が止まり、少し毛根が弱くなっていきます。期間は通常、2週間程度です。

ヘアサイクル【休止期】について

【休止期】：休止期に入ると、毛髪の活動が完全に止まります。毛髪の成長や、新しい毛髪の生成は起こりません。休止期に入った毛髪は、次の成長期に入った毛髪に押し出されて抜け落ちます。

プロペシアの国内臨床試験による統計効果

国内の臨床試験ではプロペシア1mgの1年間投与により58%、2年間で68%、3年間で78%の改善効果が認められています。 またプロペシア1mgの1年間投与により40%、2年間で31%、3年間で20%の現状維持効果が認められております。改善効果及び維持効果を合算すると、プロペシア1mgは98%以上の方に効果のあるデータがございます。 問診の際にもご説明させていただきますが重要なポイントは、この調査対照が20歳以上50歳以下で脱毛症以外に心身ともに健康な中軽度までの男性型脱毛症（AGA）患者ということですので、50代、60代の方は上記のデータよりは効果の期待値が下がることは間違いありませんのでご注意ください。 有効率と言っても頭頂部で著明改善は6%、前頭部で2%程度です。ですから、ごく一握りの人には著明に効く薬ですが大部分の人には進行は止まるが、現状維持程度と考えた方がよい薬です。

毛髪の再生の注射の併用

もっと積極的に増毛をしたい方には成長因子などを注射する方法があります。

プロペシアの副作用

48週間の二重盲検比較試験 において、安全性評価対象276例中11例(4.0%)に14件の副作用(臨床検査値異常変動を含む)が認められました。主な副作用はリビドー(性欲)減退3例(1.1%)、勃起機能不全2例(0.7%)。 当院の患者様も勃起不全の副作用を気にされる人が多数いらっしゃいますが添付文書にある通り確率は0.7%程度です。気にし過ぎると「勃起不全になったらどうしよう」という強い不安から心因性のED(勃起不全)にもなりかねません。

プロペシアの重大な副作用　肝機能障害

肝機能障害(頻度不明) ：肝機能障害があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなどの処置が必要になりますので処方を受けた医療機関に必ず相談すること。血液検査をしてγ-GTP・GOT(AST)・GPT(ALT)などの数値が大幅に上昇している場合は服用の継続は不可能となる場合があります。

プロペシアの重大な副作用　生殖器への影響

睾丸痛、血精液症、男性不妊症・精液の質低下(精子濃度減少、無精子症、精子運動性低下、精子形態異常等)は頻度不明です。勃起機能不全、射精障害、精液量減少は1%未満です。リビドー減退は１～５％です。

プロペシアの副作用　過敏症

そう痒症、じん麻疹、発疹、血管浮腫（口唇、舌、咽喉及び顔面腫脹を含む）は頻度不明です。

プロペシアの副作用　乳房痛や抑うつ症状

乳房圧痛、乳房肥大、抑うつ症状、めまいは頻度不明です。

プロペシアの併用禁忌薬

MSDの資料には他の薬剤との併用による影響は認められなかったとあります。つまり併用禁忌薬はございませんので、現在、常用しているお薬があっても気にせず服用を始めていただいて問題ありません。当院でもプロペシア錠と後発品であるフィナステリド錠も含め、他剤との併用による体調の変化等の報告は一度もありませんのでご安心下さい。

プロペシアと食事の影響

発売元であるMSDの臨床データでは空腹時と食後とでフィナステリドのCmax（最高血漿中濃度）、Tmax（最高血漿中濃度到達時間）、AUC(0-24hr)（服用してから24時間までの血漿中濃度－時間曲線下面積）にほとんど変化はありません。よって食事の影響はありませんので、服用の際は食事のことは気にせず1日1回の服用だけを心掛けて下さい。できれば24時間周期で服用するのが望ましいので、毎日服用する時間はある程度決めてください。水とお湯のどちらでプロペシアを飲んでも効果に影響はありません。お酒を飲んだ際も服用を控える必要はないため、お酒を日常的に飲まれている方でも安心してご使用できます。

プロペシアと妊活

プロペシアはAGA（男性型脱毛症）の治療薬であり、作用機序でも説明した通り、AGAの原因であるDHTの生成に必要不可欠な5α還元酵素を阻害することで抜け毛を抑えます。女性の薄毛の原因は男性とは違い、そもそもAGAになる可能性は極めて低いため女性が服用しても効果は得られません。 プロペシアの添付文書にも「海外で実施した閉経後女性137人の男性型脱毛症を対象とした12ヵ月間のプラセボ（偽薬）対照二重盲検比較試験においてフィナステリドの有効性は認められなかった」とあります。

プロペシア成分は精液へ成分は移行する？

プロペシアの有効成分であるフィナステリドを妊婦が摂取すると男性胎児の生殖器に異常をきたす可能性があることから、子作り（妊活）を始めようとしている人や妊娠中の性行為をする人には気になるところだと思います。 MSDの資料には「男性型脱毛症患者にフィナステリド 1 mgを 1 日 1 回 6 週間経口投与した時の精液中への移行量は極めて微量（投与量の0.00076％以下）であった。」とあります。この量は射精量 1 日 5mL として、かつフィナステリドが 100％吸収されるものと仮定すると、経膣吸収による女性の曝露は最高 7.6ng/日となり、これはアカゲザルの発育異常に対する無影響量の 750分の 1 より低い。と記されています。つまり服用を続けて子作りをしても全く気にすることはないということです。 薬は一般に服用を中止して３週間すれば抜けて効能も副作用もおさまります。気になる方は1ヶ月経過すれば主成分であるフィナステリドが完全に体内から抜けるので子作りの1ヶ月前から服用を止めるのが良いでしょう。

プロペシアと筋トレ。ドーピングになる？

フィナステリドは2005年からWADA(世界アンチ・ドーピング機関)により筋肉増強剤の使用を隠蔽する作用があることからドーピング剤としてリストに入っていました。しかし検査技術向上によりフィナステリドを使用していても筋肉増強剤などの検出が可能になったため2009年1月1日からは禁止薬剤のリストからは外れています。そのため、現在はスポーツ選手の方でも問題なくプロペシアをお使いいただくことが可能です。2025年度禁止薬剤リストにもプロペシアの掲載はありません。

髪の量と質をキープすには

毛母細胞が生涯で繰り返すことのできるヘアサイクルの回数は２０回～４０回とされ、１サイクルが２～６年です。AGAの影響を受けていない場合には２年×２０回＝４０年は毛量をキープできる計算になります。しかし加齢によるAGAに遺伝的影響、生活習慣などが加わり20代の早い段階で薄毛を感じる方がいます。対策を行わないまま、発毛サイクルが終わると髪量は一気に減り完全な毛量回復が難しくなります。毛母細胞の寿命を長くキープすることがカギです。

AGAになりやすい原因は

喫煙

煙草に含まれるニコチンは頭皮の血流を悪くします。また煙草に含まれる有害物質が体を老化させるのでAGAの促進因子となります

飲酒

アルコールそのものはAGAを特に促進させるものではありません。しかし過度の飲酒によって肝機能が悪い場合には、AGAの内服治療ができなくなる場合があります。​​

AGAの悪化と食生活

食生活が乱れるホルモンにも影響しDHTが増えAGAが加速することがあります。また、頭皮の環境が悪化することでAGAが進行することもあります。以下の表は、髪によい食材をまとめてます。

栄養素	食物
タンパク質	肉類、魚介類、大豆製品、乳製品、卵
ビタミン	緑黄色野菜、果物、柑橘類、ナッツ類、牛肉、豚肉、ウナギ
マルチ総合	ナッツ類、牛肉、豚肉、ウナギ、牡蠣

AGAとシャンプー

シャンプーによって、髪や頭皮の汚れを洗浄するだけでなく、髪の成長をサポートしたり、頭皮の健康を維持できトラブル改善に繋がるかもしれません。お肌と同じ弱酸性のアミノ酸系か、ヤシ油脂肪酸を使用した植物由来成分で低刺激性のぺタイン系を進めます。シャンプーの種類を変えてすぐに効果が出るわけではありません。使い始めたら使い続けて様子を見ましょう。 洗浄成分の高い石油系や硫酸系の合成界面活性剤（ラウリル硫酸Na・ラウレス硫酸Naなど）は安価で洗浄力の高いシャンプーが作れるため、市販のシャンプーに多く使われています。洗浄力が強いため、頭皮に必要な潤いまで取り除いてしまうため、日ごろのシャンプーにはあまりおすすめしません。 対して、アミノ酸系の洗浄成分で構成されたシャンプー（ココイルグルタミン酸TEA、ラウロイルメチルアラニンNaなど）はマイルドな洗浄成分で頭皮に必要な潤いを保持しながら洗うことができます。

シャンプー(洗浄剤)の成分
アミノ酸系	・ココイル（ヤシ油）～ ・ラウロイル～ ・ステアロイル～ ・ミリストイル～
ぺタイン系	・コカミドプロピルベタイン ・ラウラミドプロピルベタイン ・パーム核脂肪酸アミドプロピルベタイン ・ラウリルベタイン

AGAと運動

よく聞かれる質問に、筋トレするとAGAが悪化しますか？という質問があります。答えですが、特に筋トレをしたからとAGAが進むことはありません。生活習慣とう観点からはむしろプラスかもしれません。また、AGA治療をしたからと、筋力が低下したり筋肉量が減ることもありません。適度な運動は血流アップやストレスの軽減に効果的なので、日ごろから取り入れていくことをおすすめします。血流アップにより頭皮へ栄養が運ばれやすくなり、ストレス解消効果により抜け毛ホルモン生成の抑制にも影響します。しかし、激しすぎる筋トレなど、特に無酸素運動で高負荷な運動は体内で活性酸素を発生させ、毛母細胞にも攻撃が加わるため悪影響です。有酸素運動などの適度な運動習慣が髪の成長にはおすすめです。

AGAと睡眠

成長ホルモンは睡眠してから1時間たってからの深い眠りについたときに多く分泌されます。また時間帯も関係しており０時前後には就寝したほうが良いといわれています。午前２時以降の睡眠では成長ホルモンの観点からは遅すぎます。睡眠不足になると成長ホルモンが減少してしまい、髪の成長に必要な栄養素の合成が不十分になる恐れがあります。また、頭皮ダメージの修復が行われないなど頭皮環境の悪化にも繋がります。髪の成長や健やかな頭皮維持に成長ホルモンが大きく関わっています。睡眠不足になると成長ホルモンが減少してしまい、髪の成長に必要な栄養素の合成が不十分になる恐れがあります。また、頭皮ダメージの修復が行われないなど頭皮環境の悪化にも繋がります。

生活習慣の乱れ

生活習慣が乱れホルモンバランスが崩れるとDHTの産生量が増えてAGAの原因となります。生活習慣とは食生活、運動習慣のほか喫煙、飲酒、睡眠時間などが関わります。

Androgenetic Alopecia の略で、日本語では「男性型脱毛症」と呼ばれています。
AGAを発症している人は全国で1,260万人。日本人男性の3人に1人がAGAと言われていますが、適切な治療を受ければ薄毛の進行を抑えるだけでなく、発毛させることもできます。
AGAは進行性の脱毛症であるため放っておくと髪の毛の本数が徐々に減り、気づかぬ間に薄くなっていきます。
AGAのしくみと原因を知るには、ヘアサイクルについての理解が重要です。
大きく「休止期」「退行期」「成長期」の3つの段階で構成されます。

1. 酵素5αリダクターゼがテストステロンをDHTに変換
2. 頭皮の男性ホルモンレセプターがDHTをキャッチし脱毛因子が増加
3. 脱毛因子TGF-βが毛乳頭や毛母細胞に抜け毛の命令を出し抜け毛が増加

頭皮の男性ホルモンレセプターがDHTをキャッチし脱毛因子が増加

生え際や頭頂部には、男性ホルモンDHTレセプターという受容体が存在します。 この受容体がDHTと結合すると、抜け毛の原因となる脱毛因子TGF-βが増加します。

脱毛因子TGF-βが毛乳頭や毛母細胞に抜け毛の命令を出し抜け毛が増加

​​>脱毛因子TGF-βは、毛乳頭や毛母細胞の働きを抑制する作用があることがわかっています。 TGF-βが活性化すると、成長途中の髪が退行し、太く長く伸びる前に抜け落ちてAGAの症状が目立ち始めるのです。

AGAでは「男性ホルモン」の影響でヘアサイクルの短縮が起こり、髪の毛が太く、長くなる期間である成長期が短くなってしまいます。正常のヘアサイクルは２〜６年ですが、AGAでは3〜6ヶ月程度になります。

AGAは、年齢が高ければ高いほど、治療効果が出にくくなると言われていますが、発症した年齢よりも、AGAがどこまで進行しているかの方が重要です。 例えば、AGAが中レベルまで進行している50代の患者様と、大レベルまで進行している20代の患者様が同時に治療を始めると、50代の方が治療効果を実感しやすいのです。
AGA治療を検討しているなら、できるだけ早く治療を開始することをおすすめします。

AGA専門でハゲを治療

ハゲと思ったら、AGA専門クリニックでAGA治療を開始しましょう。
AGA専門治療には以下の方法があります。 AGA治療は保険適応外で確定申告でも医療費控除できない場合が多いため（円形脱毛症除く）、毎月の予算を考慮してAGA専門クリニックを選びましょう。

AGA治療に効果的な３つの治療薬

ハゲ対策に効果的な３つの治療薬があります。 　　　　　　　　　 　　　　　　　　　 　　　　　　　　　 　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　 　　　　　　 　　　　　　　　　 　　　　　　　　　 　　 　　　　　　　　 　　　　　　　　　 　　　　　　　　　 　　 　　　　　　　　 　　　　　　　　　 　　　　　　　　　 　　 　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　 　　　　　　　　　 　　

治療薬	プロペシア	ザガーロ	ミノキシジル
成分	フィナステリド	デュタステリド	ミノキシジル
効果	ヘアサイクルを正常化し抜け毛を予防する	ヘアサイクルを正常化し抜け毛を予防する	血管を拡張し毛母細胞に栄養を送り発毛を促す
作用	Ⅱ型の5αリダクターゼの働きを阻害しDHT(ジヒドロテストステロン)の生成を抑制します。	Ⅰ型およびⅡ型の5αリダクターゼの働きを阻害することで、DHT(ジヒドロテストステロン)の生成を抑制します。	毛乳頭細胞に働きかけることでアデノシン成分を分泌させ、細胞増殖因子の産生を促して発毛を促進します。
特徴	予防や進行初期	予防だけでなく増毛も期待	発毛効果強くフィナステリドと併用
副作用	多毛、リビドー減退、性欲減退、肝機能障害、過敏症、そう痒感、蕁麻疹、血管浮腫、初期脱毛	多毛、リビドー減退、性欲減退、肝機能障害、過敏症、そう痒感、蕁麻疹、血管浮腫、初期脱毛	肝機能障害、低血圧、手足の浮腫、頭痛、めまい、動悸、多毛
禁忌	女性や未成年の服用	女性や未成年の服用	外用薬は日焼けした頭皮への塗布には注意
費用相場	・先発薬：8,000〜10,000円 ・ジェネリック：3,000〜10,000円	・先発薬：10,000〜12,000円 ・ジェネリック：6,000〜10,000円	・先発薬：5,000〜10,000円

フィナステリド(プロペシア)

プロペシア（成分名：フィナステリド）は、AGAのきっかけとなる酵素5αリダクターゼの働きを阻害し、薄毛の進行を予防する内服薬です。
プロペシアで副作用が起こる確率は0.1〜0.2％と非常に低く、その安全性の高さから、薄毛の治療薬として世界60ヶ国以上で使用されています。
プロペシアの費用相場は、1ヶ月あたり3,000〜10,000円です。。

ザガーロ（デュタステリド）

ザガーロは、従来のAGA治療薬よりも強力な効果が期待できるとして、2015年に承認された新薬です。
AGAの原因となる5αリダクターゼにはⅠ型とⅡ型がありますが、ザガーロはⅠ型とⅡ型の両方に作用します。
薄毛の進行を予防する効果以外にも、毛髪数の増加や、1本1本の毛を太く長く成長する効果があり、1ヶ月の費用相場は6,000〜10,000円と言われています

ミノキシジル

ミノキシジルは、血管を拡張させる作用によって頭皮の血行を促し、髪の成長因子を産生する薬です。
もともとは高血圧症の治療のために開発された薬ですが、ミノキシジルを服用した患者に多毛の症状が見られたことから、のちに薄毛治療の薬として使用されるようになりました。
ミノキシジルには内服薬と外用薬があり、薄毛の進行レベルによって両方の薬が処方されることがあります。
ミノキシジルの費用相場は、1ヶ月あたり5,000～10,000円です。

AGA内服治療薬の効果

ここで、AGA内服治療薬の効果についてまとめます。

内服薬の効果
フィナステリド	AGAの進行を抑制する。デュタステリドより副作用が少ない
デュタステリド	AGAの進行を抑制する。フィナステリドよりも効果は高いが、副作用も出やすい
ミノキシジル	血管を拡張させる作用で毛母細胞の血流を増加させ、毛髪の成長を促進し毛量を増やす

発毛剤の効果

AGA治療においてミノキシジル外用薬が代表的です。頭皮の血流を増加させ、毛髪の成長を促進します。毛量を増やし、髪の抜毛を減らす効果があります。 「日本皮膚科学会ガイドライン」でも「治療を行うことを強くすすめる」に分類されます。

外用薬の効果
ミノキシジル	頭皮の血流を増加させ、毛髪の成長を促進する。毛量を増やす。髪の抜毛を減らす

発毛剤の副作用

AGA治療でのミノキシジル外用薬など発毛剤の使用で副作用が発生する頻度は低いですが、厚生労働省の「ミノキシジルのリスク区分」で発生頻度も確認しておきましょう。 元々肌が弱い方やアトピー性皮膚炎、接触性皮膚炎がある方は注意が必要です。薬剤師がいる薬局やドラッグストアで購入可能（「RiUP5、リアップ×５、リアップ５」　厚生労働省HPより）ですが適切なミノキシジル濃度など医師の診察後に決めることが大切です。

メソセラピー

明らかに薄毛が進行している方、短期間で効果を出したいという方には、メソセラピーという注入治療を行ってます。メソセラピーは発毛効果のある薬剤（メソセラピー有効成分表を参照）を、頭皮に注射する治療方法です。
頭皮に注入するため薬剤の吸収率が高く（注入方法による吸収率比較表を参照）、発毛効果が高いといわれています。注入治療ではオリジナルメソセラピー最新LHDV頭皮注入治療とHarg療法を行ってます。
当院のメソセラピーは長年AGA治療に携わってきた院長が、患者様の薄毛の症状と進行度に合わせて、あなただけの「オーダーメイド医療カクテル」を使用したメソセラピーを受けることができるため、最大限の発毛効果を実感できます。

注入療法の効果
オリジナルメソセラピー	成長因子やミノキシジル、亜鉛、ミネラルなど抜毛予防効果、発毛効果ある成分を頭皮に直接注入し、発毛を促進する。
HARG療法	幹細胞から抽出した150以上の成長因子、エクソソーム、HARGカクテルを頭皮に直接注入することで毛包を活性化し、発毛を促進する。

Harg療法は日本毛髪再生研究会認定施設で施術できます。当院ではHarg療法を実施中です。

メソセラピー注入法

パピュール法、ダーマローラー法、ノーニードル法などありますが、いずれも当院では院長の長年の経験で得た技術力と手技により頭皮表面から1.5mmに存在する「バジル領域」の「毛包幹細胞」に有効成 分を浸透させます。
内服薬だけで１年～５年かかるところ、当院の医療発毛メソセラピーですと、３か月という短期間で劇的な発毛効果を実感することが可能になってます（進行度により個人差は出ます）。結婚などを前にAGA治療をして発毛力を回復させたい方にも向いた治療法です。 　　　　　　　　　 　　　　　　　　　 　　　　　　　　　 　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　 　　　　　　 　　　　　　　　　 　　　　　　　　　 　　 　　　　　　　　 　　　　　　　　　 　　　　　　　　　 　　

	パピュール法	ノーニードル法	ダーマローラー法
器具	注射器	エレクトロポレーション	ダーマペン
浸透率	１００％	７０％	１００％
費用	安い	高い	高い
発毛時間	早い	やや早い	早い
施術時間	短い	長い	やや長い

メソセラピー有効成分

毛髪を育てる成長因子PDGF、HGF、KGF、VEGF、bFGF、育毛を促進するコエンザイムQ１０、抜け毛の原因DHTを抑制する銅ペプチド、毛髪のコシハリや艶を改善するアミノ酸システイン、ヒアルロン酸、ビタミン類、日本皮膚科学会から発毛の有効性を認められる毛量を増やすミノキシジルなどの有効成分を含む医療オリジナルカクテルが頭皮環境やヘアサイクルを整え、太く丈夫な髪質を生み、髪質を改善し、髪をボリュームアップさせます。 　　　　　　 　　　　　　 　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　

有効成分	効果
ミノキシジル	〒130-0013東京都墨田区錦糸3-5-8SOA7F
PDGF(折衝版由来成長因子)	様々な細胞の強力な分裂促進因子で毛母細胞の分裂を活性化させる
HGF(幹細胞増殖因子)	旺盛な再生力を支えるサイトカインで毛母細胞を増殖させる
KGF(ケラチノサイト成長因子)	内皮細胞を活性化する因子で新しい髪の毛を生成する
IGF-1(インスリン様成長因子)	毛母細胞の分裂を活性化させ新しい血管の再生をサポートし頭皮の血流を促す
VEGF(血管内皮細胞成長因子)	毛細血管の細胞を増やし生成を促し、髪の毛が成長するために必要な栄養を届けやすくする
bFGF(繊維芽細胞成長因子)	年齢とともに減少するコラーゲンやエラスチンなどの合成を増加させ、髪の毛の質を変え頭皮の皮膚細胞のターンオーバーを促す
銅ペプチド	抜け毛の原因となる男性ホルモンを抑制する
コエンザイムQ10	抗酸化作用をもつコエンザイムQ10によって血管や毛根細胞の酸化を予防し髪の毛の成長をサポートする
アミノ酸システイン	毛髪のタンパク質を作り毛髪のコシハリを強くし艶を良くする
ビタミン類	髪の毛の元になるアミノ酸・タンパク質を作り代謝を促進する
ヒアルロン酸	保湿効果により頭皮の余分な皮脂を抑制する。髪を艶やかに見せる

患者様の99.9%がAGAの効果の毛量増加を実感してます

乃木坂メディカルAGAクリニックはAGA治療専門クリニックだからこそ、医学的根拠のある治療法で短期の発毛実感、効果の最大化を実現してます。

乃木坂メディカルクリニックが選ばれている理由

乃木坂メディカルクリニックが選ばれている理由いくつか考えられます。 順番に、解説していきます。

対面だからこそできるきめ細かいカウンセリング

​​流れ作業のようなカウンセリングでは無く、お客様一人ひとりと真摯に向き合いコミュニケーションをとりながら進めていくと評判です。

必要の無い治療をせず、お客様にとって必要な治療のみを行い、無理な勧誘をうけたという悪い口コミや評判はきかれません。

AGA専門だからできる正確な診断力

当院はAGA専門クリックとして数万例以上の治療ノウハウがあります。高解像度マイクロスコープで、お客様の頭皮の状態を医学的に確認し、正しく診断をいたします。

中には、AGAではなかったケースや円形脱毛症がまざっていたケースもございますので、ご来店頂いて初めて適切な診断が可能になります。

AGA専門ならではの多彩な治療法

​​AGA専門として内服薬のほかにも成長因子や今話題のエクソソームや再生医療の応用など多彩な治療法メニューを用意しています。お客さまの頭皮の状態や進行度合に合わせて、適切な内服をご提案致します。

あなただけのオーダーメイドプラン

​​お客さまの頭皮の状態や進行度合に合わせて、オーダーメイドであなただけのプランを立てます。薬剤の量や濃度もきめ細かく調整し最大の効果を最小のリスクで実現します。

乃木坂メディカルクリニックのお約束

お客様に寄り添う治療を支える６つのこだわり

はじめやすい料金

AGA治療では、無理なく続けられることが大事です。

乃木坂メディカルクリニックでは、若年層の方から無理なく続けられるプランをご用意しております。
　　　　　　 　　　　　　 　　　　　　 　　　　　　 　　　　　　

診察	価格
マイクロスコープ毛髪診断	毎回0円
カウンセリング料	毎回0円
検査料	毎回0円
診察料	毎回0円
治療薬	価格
初回	980円～
2回目以降	毎回４５００円～

エクソソーム毛髪再生治療例

医院情報

　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　

医院名	乃木坂メディカルAGAクリニック
住所	〒130-0013東京都墨田区錦糸3-5-8SOA7F
最寄り駅	JR・半蔵門線　錦糸町駅から徒歩２分
お支払方法	現金、クレジットカード（Visa・MasterCard・JCB・AMEX・ダイナースクラブ）、医療ローン、銀行振込

乃木坂メディカルクリニック錦糸町院は、錦糸町駅までJR総武線快速で東京駅から８分です。錦糸町駅３番出口から徒歩２分、４番出口から徒歩１分のSOAビル７階にあります。

院長からのメッセージ

昨今は「3人に1人」は薄毛に悩んでいます。年齢も20代前半からで、女性の患者様も増えています。
しかし、世の中には「AGA治療は恥ずかしいもの」という認識が広がっています。

近年では薄毛までいっていなくても、髪のコシハリを取り戻したいという人も増えてます。確かに神のボリュームが増えるだけで、若返ってみえます。

当院でも、治療すると「もっと早く通院すれば良かった」「10歳若返ったみたい」「若い頃の自分にもどれた」との声もいただきます。

髪の治療だけで、外見だけでなく内面からの自信につなげた人を多く見てきました。

すべての髪の悩みに対して真摯に向き合い、少しでも悩む皆様の助けになりたい。そのような想いで、毛髪治療に特化した乃木坂メディカルクリニック を錦糸町に開院しました。

興味があるけど、ちょっと行きにくい、そんな人も完全予約制でプライバシーにも配慮した当院をよろしくお願します。

薄毛だけでなく、コシハリを変えたい方、円形脱毛症の方にも対応しております。

少しでも頭髪が気になる方は、乃木坂メディカルAGAクリニックにてお待ちしております。

【院長経歴】

医学部卒業後は、再生医療や遺伝のメカニズムの研究に従事。その後、都内AGAクリニックに携わったのをきっかけに、乃木坂メディカルクリニックを開院。 　　　　　　　　　 　　　　　　　　　 　　　　　　　　　 　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　 　　　　　　 　　　　　　　　　 　　　　　　　　　 　　 　　　　　　　　 　　　　　　　　　 　　　　　　　　　 　　 　　　　　　　　 　　　　　　　　　 　　　　　　　　　 　　 　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　 　　　　　　　　　 　　

治療薬	プロペシア	ザガーロ	ミノキシジル
成分	フィナステリド	デュタステリド	ミノキシジル
効果	ヘアサイクルを正常化し抜け毛を予防する	ヘアサイクルを正常化し抜け毛を予防する	血管を拡張し毛母細胞に栄養を送り発毛を促す
作用	Ⅱ型の5αリダクターゼの働きを阻害しDHT(ジヒドロテストステロン)の生成を抑制します。	Ⅰ型およびⅡ型の5αリダクターゼの働きを阻害することで、DHT(ジヒドロテストステロン)の生成を抑制します。	毛乳頭細胞に働きかけることでアデノシン成分を分泌させ、細胞増殖因子の産生を促して発毛を促進します。
特徴	予防や進行初期	予防だけでなく増毛も期待	発毛効果強くフィナステリドと併用
副作用	多毛、リビドー減退、性欲減退、肝機能障害、過敏症、そう痒感、蕁麻疹、血管浮腫、初期脱毛	多毛、リビドー減退、性欲減退、肝機能障害、過敏症、そう痒感、蕁麻疹、血管浮腫、初期脱毛	肝機能障害、低血圧、手足の浮腫、頭痛、めまい、動悸、多毛
禁忌	女性や未成年の服用	女性や未成年の服用	外用薬は日焼けした頭皮への塗布には注意
費用相場	・先発薬：8,000〜10,000円 ・ジェネリック：3,000〜10,000円	・先発薬：10,000〜12,000円 ・ジェネリック：6,000〜10,000円	・先発薬：5,000〜10,000円

内服薬の効果
フィナステリド	AGAの進行を抑制する。デュタステリドより副作用が少ない
デュタステリド	AGAの進行を抑制する。フィナステリドよりも効果は高いが、副作用も出やすい
ミノキシジル	血管を拡張させる作用で毛母細胞の血流を増加させ、毛髪の成長を促進し毛量を増やす

外用薬の効果
ミノキシジル	頭皮の血流を増加させ、毛髪の成長を促進する。毛量を増やす。髪の抜毛を減らす

注入療法の効果
オリジナルメソセラピー	成長因子やミノキシジル、亜鉛、ミネラルなど抜毛予防効果、発毛効果ある成分を頭皮に直接注入し、発毛を促進する。
HARG療法	幹細胞から抽出した150以上の成長因子、エクソソーム、HARGカクテルを頭皮に直接注入することで毛包を活性化し、発毛を促進する。

発毛メソセラピーのメリット
メリット	デメリット
1.効果実感までの期間が早い 2.発毛速度が速い 3.副作用がほぼない 4.治療やめても長持ちする 5.より多い発毛量を得たい	1.毎月定期的に通院しなければならない 2.内服のみより費用がかかる

メソセラピー有効成分

　　　　　　 　　　　　　 　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　

有効成分	効果
ミノキシジル	〒130-0013東京都墨田区錦糸3-5-8SOA7F
PDGF(折衝版由来成長因子)	様々な細胞の強力な分裂促進因子で毛母細胞の分裂を活性化させる
HGF(幹細胞増殖因子)	旺盛な再生力を支えるサイトカインで毛母細胞を増殖させる
KGF(ケラチノサイト成長因子)	内皮細胞を活性化する因子で新しい髪の毛を生成する
IGF-1(インスリン様成長因子)	毛母細胞の分裂を活性化させ新しい血管の再生をサポートし頭皮の血流を促す
VEGF(血管内皮細胞成長因子)	毛細血管の細胞を増やし生成を促し、髪の毛が成長するために必要な栄養を届けやすくする
bFGF(繊維芽細胞成長因子)	年齢とともに減少するコラーゲンやエラスチンなどの合成を増加させ、髪の毛の質を変え頭皮の皮膚細胞のターンオーバーを促す
銅ペプチド	抜け毛の原因となる男性ホルモンを抑制する
コエンザイムQ10	抗酸化作用をもつコエンザイムQ10によって血管や毛根細胞の酸化を予防し髪の毛の成長をサポートする
アミノ酸システイン	毛髪のタンパク質を作り毛髪のコシハリを強くし艶を良くする
ビタミン類	髪の毛の元になるアミノ酸・タンパク質を作り代謝を促進する
ヒアルロン酸	保湿効果により頭皮の余分な皮脂を抑制する。髪を艶やかに見せる

メソセラピー注入方法

　　　　　　　　　 　　　　　　　　　 　　　　　　　　　 　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　 　　　　　　 　　　　　　　　　 　　　　　　　　　 　　 　　　　　　　　 　　　　　　　　　 　　　　　　　　　 　　

	パピュール法	ノーニードル法	ダーマローラー法
器具	注射器	エレクトロポレーション	ダーマペン
浸透率	１００％	７０％	１００％
費用	安い	高い	高い
発毛時間	早い	やや早い	早い
施術時間	短い	長い	やや長い